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ねずみの喫食性
ねずみは極めて大食漢です。1日に自分の体重の1/3~1/4もの量の餌を摂ると言われています。
実験室で長い間飼育されているドブねずみでは1日に押麦で30~40gほど食べます。餌の質や水分含量によってもその量は当然左右されますが、野生の個体は運動量も多く、小さなケージ内とは様々な条件が違うので、さらに多くの量を必要とすると考えられています。体重の1/3~1/4という量を私達が食べたとすると、体重60kgの人で15~20kgにあたります。
これをみても、ねずみがいかに大食漢であるかというのが、よくわかります。しかもねずみはその性質上、一つの餌を最初から最後まで食べることはせず、次から次へとかじり跡をつけていくので、実際の被害は喫食量の数倍にもなります。
ねずみの胃は比較的小さいもので、ドブねずみやクマねずみでも3~5立方cm程度しかありません。したがって、それだけの餌を食べるためには、一日中口を動かしていなければなりません。ハツカねずみでは1回に100~200mgずつ、一日に15~20回も食べるといいます。
その一方、腸管は長く排泄も頻繁に行われます。
古くはねずみは植物性の餌をとる動物でした。その後次第に水辺に移動していく個体が現れ、動物質まで食べるようになったと考えられます。
現在では、特にドブねずみがその代表ですが、主食として多く植物性のものが好まれる傾向があります。
しかし場所によっては動物性のものが好まれている例もあり、そのような場所では極めて個体が発見されます。
ねずみは私達人間が食べるものであればほとんどなんでも食べます。昔から、海藻類はあまり好まないと思われていますが、これも他に餌が充分にある場合の事で、時には人糞や泥までも食べることがあります。
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