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ねずみの運動能力2
ねずみの登攀力についてみてみると、一般的にいって表面の滑らかな垂直の壁を登ることはできません。
ですが壁に割れ目があったり、コンクリートのように表面がガサガサした壁面なら、かなりの所まで登ることができます。
その中でも、クマネズミは登攀力に優れていますが、ドブネズミでも、果樹の先端まで登って果実や若い芽を食い荒らす事があります。
このようなとき、尾がネズミたちの平衡を保つうえで大きな役割を果たしています。
これは尾が極めて敏感にできているからであり、電線を伝って家屋内に侵入したり、停泊中の船に綱を渡り侵入する時には、尾がかなり活用されます。「とい」やタンスとの隙間などの狭い空間を登るときには、身体の背面を壁につけて脚を反対側の面に突っ張って登っていきます。
家の中でネズミを見つけ、部屋の隅の戸棚まで追い詰めながらも見失う事がありますが、これは彼らが、この手を使って棚の上部に逃れているためである。
狭い穴を通り抜けることも、同じく器用にこなします。たとえば、ハツカネズミでは10mm程度の穴はいとも簡単に通り抜けてしまいます。
しかし、穴が長い管のようになっているような場合には、かなり制限されるようで、2.5cmの針金の網目を楽に通り抜ける事が出来るネズミでも、直径3.8mmの管を通り抜ける事ができないといいます。
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