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ねずみの運動能力
クマねずみは水泳はあまり得意ではありませんが、ドブねずみはとても上手に泳いだりもぐったりします。1分間に5~8mの速さで泳ぎ、150mの川でも泳ぎきります。
昔から、ねずみは群をなして海を渡ることがあるといわれています。
しかし、もとよりねずみ類には目的地に向かって海を泳ぎきるほどの知能と体力はないようで、天災や飢餓などによって、ねずみたちの生息地が脅かされるようになった時に、盲目的に泳ぐものと考えられています。
その一方で、ドブねずみは川辺にも住み着き、魚や貝類を捕獲して生活しているので、ねずみたちが水を恐れないことは当然のことかもしれません。
跳躍力も優れていて、特にクマねずみは約1m近くも飛び上がりますし、1.5m程度の巾とびの能力も持ち合わせています。
外敵から追われていている場合などには2mぐらいは楽に飛び越えるといわれています。高い場所から飛び降りることはもっと平気に行います。
ドブねずみでは5階建のビルの屋上から落ちても、まるで猫のようにかすり傷一つ負わない例もあります。
登攀力についてみてみると、一般的にいって表面の滑らかな垂直の壁を登ることはできません。ですが壁に割れ目があったり、コンクリートのように表面がガサガサした壁面なら、かなりの所まで登ることができます。
その中でも、クマねずみは登攀力に優れていますが、ドブねずみでも、果樹の先端まで登って果実や若い芽を食い荒らす事があります。
このようなとき、尾がねずみたちの平衡を保つうえで大きな役割を果たしています。
これは尾が極めて敏感にできているからであり、電線を伝って家屋内に侵入したり、停泊中の船に綱を渡り侵入する時には、尾がかなり活用されます。
「とい」やタンスとの隙間などの狭い空間を登るときには、身体の背面を壁につけて脚を反対側の面に突っ張って登っていきます。
家の中でねずみを見つけ、部屋の隅の戸棚まで追い詰めながらも見失う事がありますが、これは彼らが、この手を使って棚の上部に逃れているためである。
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