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毒餌の調整2
毒餌の大きさは、元々少し大きすぎるようです。
1個0.5~1gが最適です。
この小さい餌を1箇所に10~20個ほどまとめて置くのが効果的で、大きな大きなものを1個置くより、これを細かくし数も増やしておいた方が食いつきもいいのです。
これには理由があり、ねずみは食物を摂る場合に、1個の餌を1度に食べつくす事をしません。猛禽類が大きな獲物を一瞬にして丸呑みするのとは違います。
気長に何回にも分けて食べる習性があります。
1個の餌を一晩かけて、100回余りに分けて食べた記録さえあります。餌を次から次へ食べ荒らすという食べ方をします。
したがって全部食べられる事よりも、一部をかじられた餌の方が多いのです。毒餌についてはこの傾向が顕著になり、忌避性の強い薬剤なら、最後には食べなくなってしまします。
仮にこの毒餌にねずみの致死量だけの殺鼠剤を含ませると、ねずみはその一部しか食べないので、軽い中毒症状を引き起こす事はあっても死に至る事はありません。
引き続き毒餌を食べていればいいのですが、、、、
そのままになれば中毒になったねずみは次第に回復してしまいます。
これを回避する意味からも大きな毒餌1個より、これを細かくして食べる機会を増加させる事が上策です。
1回に食べられる薬が微量であっても、数回もしくは数十回となれば致死量に達する事もあるでしょう。
ただ体内に入った薬剤が早く分解してしまうものであれば、この望みも薄くなってしまいます。小さな毒餌を数多く1点にまとめて置く方が効果的なのは、次のような理由によります。
毒餌の形に関しては、特に注意するような事はないようです。とりたてて丸いダンゴにする必要はありません。むしろ無造作に切った様な、角のあるものの方がよいのです。ねずみは角からかじっていくように見えます。表面の滑らかな大豆を与えてみると、後肢で立ち上がり、前肢で大豆を持って食べる姿勢を示しますが、なかなか食いつきません。硬さの影響もあるかもしれませんが、ついには食べずに大豆を棄ててしまう事が多くあります。
前述したやや柔らかい小麦のダンゴを円盤状に潰して与えてみると、すぐに食いついてきます。
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