ねずみ駆除-ネズミ退治の方法

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生物的ねずみ駆除方法

ねずみを攻撃する動物を利用して防除をする方法の事です。いわゆるねずみの天敵としては非常に多くの動物を挙げる事ができます。哺乳類ではキツネ・テン・アナグマ・タヌキ・イタチ、鳥類ではワシ・タカ・ノスリ・トビ・フクロウ、爬虫類のヘビなど多くのねずみに対する寄生動物は天敵として利用できるものだと思います。ですがその利用の度合いには自然と軽重の区別があります。野外のねずみを対象とする時はこれらの動物の力を利用することもよいのですが、ここで取り上げる主なものとして家の中のねずみにはこの応用範囲は極めて狭いものとして見なければなりません。

そこで最初にあげられる動物に猫がいます。ねずみの天敵として猫の効果は、不確実なものとして判断しなければないでしょうか。ねずみを捕まえて殺す猫もいるにはいますが、ほとんどの猫は小型のねずみか、せいぜい大型のねずみの幼獣を捕まえる程度です。年を取ったねずみは猫に対して防御の姿勢を取り、時には反対に猫を威嚇することもあります。狭い場所に追い込まれるようなことはなく、素早く近くの安全な穴の中へ逃げてしまいます。このような場合、猫はねずみに致命的な傷を与えたとしても、大きなねずみは十分に警戒して積極的に攻撃することはありません。一度ねずみに攻撃されると、その猫はそれからねずみを襲わなくなるといいます。これと同じことがイタチにも見られます。

猫に比べて、犬の方がまだ効果的であるという人もいます。特にテリヤ種や猟犬などは、訓練次第で建物をねずみの害から守るといいます。東南アジア地域では野外のねずみを犬を使って捕獲しています。夜行性の鳥類を敷地内に放し飼いにするという事も試されていますが、私達の想像するような実用性はないでしょう。ヘビの出没する都市近郊の家屋にはねずみはいないとされていますが、どの程度の効果があるかは疑問です。積極的にヘビを屋内で飼うこともできません。以前野外のねずみに対して、いわゆるねずみチラフ菌を利用して、非常に有効な駆除を行いましたが、私達への危険を考慮して現在はその使用は禁止されていて家屋内では利用できません。このように考えると野外に生息するねずみに対しての生物的駆除をそのまま屋内にいるねずみに当てはめることはできそうにありません。

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